はじめてのクロス取引
今回初めて「クロス取引(つなぎ売り)」をお試し感覚でやってみました。
本当は、3月ってのは、もっとも株主優待が確定する銘柄が多い「激戦月」のようで、その筋(筋?)の人たちはわりと早くから色々な銘柄をチェックしていたようです。ようです、といいますのは、アタクシこのクロス取引なるものを知ったのがごく最近だったもので、単純に出遅れたんです。年に一度の「クロス取引祭り」だったんですね…
わたしが口座を持っているSBI証券では、いつからそうなったのか(たぶん最近)権利確定日の15営業日前からこのクロス取引を行うことが可能になったそうで(そうで、とかなんだか客観的な表現が続きますが、なにぶん初心者なので)従来より争奪戦?が早まっているようなんですね。
初心者なので、極力ローリスクで。

クロス取引そのものについては、別途記事にする予定(次回もし取引できた時にはキャプチャー画面撮っておいて手順解説もしてみようかな。と言いますのも、やはり細かい規定や画面表示なんかが逐次変わっていっていますので、今回自分が参照させてもらったサイトも「最新」の手順とは少し差分がありましたので)ですが、クロス取引とは何か、うんとざっくり簡単に説明するならば、企業が株主に贈る優待を、株価そのものの下落などによる損失リスクなしに入手する、という取引。
大学で、出欠確認の時だけ返事して授業そのものは受けずに単位をもらう、的な、なんだかせこい印象のある手段であることは間違いないと思います。最初は「そんなのOKなの?」と率直に思いましたわたしも。自分がもし株を発行してぎる企業の側だったら、少なくとも好ましくは思えない株保有のやり方ではないかなと感じます。なので、クロス取引やってます、とあまり大声で吹聴する人がかつてはあまりいなかったこともあり「知る人ぞ知る」といった取引手法だったのだろうと思います。ところが今や、証券会社が、自社のWEBサイトでそのノウハウを公開したり、プロの方の解説記事を載せたりと、堂々とクロス取引を勧めているんですね。証券会社側にしてみるとどうなのだろう? 自社経由で取引が闊達になることを期待してということなのでしょうか。なんにせよ、どうなんやろ、という印象は残れど、どうやら悪いことではなさそうだなというなんとなくの空気感は醸成されつつあるように思います(とは言え、証券会社の指南する通りに実際にやってみると、最後に「この取引はイリーガルなものをみなされるかもしれないですよ」というニュアンスの文言が出るんですよね。で、証券会社自身が、まあそれは気にしないでください、という立ち位置みたいなんです。なんなんでしょうね?)
といったわけで、今回、多少ビビりながら初挑戦してみたという次第。複数のネット記事をマニュアルにして、慎重に慎重にキーボードポチポチしました。お試しとは言え一応は数十万円のお金を動かすわけですから、なにか間違ってどうにかなっちゃったらどうにかなっちゃいますしね。
あともし(そんな人いないでしょうけど)これ読んで、へー、自分もやってみよう、みたいな人いたらちょっと待って下さいね。もっと達人のブログとかたくさんありますのでそっちを参照してください(丸投げ)。クロス取引も「一般信用」というやつで行わないと、逆日歩というリスクが生まれます。
少なくとも「聞いたことくらいはある」銘柄で
ということで、付け焼き刃な知識で望んだ3月のクロス取引。
銘柄は確かにやたら豊富だったんですが、さすがに何やってるかしらない会社の株を、一時でも買うってものどうかなを思ってしますウブなアタクシ、一応は投資とかそっち系のYoutubeなどで名前を聞いたことのある会社の株を買いました。で、現渡も完了して、無事に
- 全国保証が416円の手数料で3,000円のクオカード
- 河西工業が136円の手数料1,000円のクオカード。
の権利が確定(してるはず)。
理論上ノーリスクで3,448円の収益ですから、小額で高配当株やるよか(特にこうしたご時世では)安心かもですね。
ホントはJALが欲しかったんですが、こちらは僕が覗きに行った時点でとっくに売り切れてました笑
今回の、ちゃりん
0円(現物届いたところで加算します)
スタートからのちゃりん累計
30,609円
※累計金額はブログ開始(2020年3月20日)時点のストックフォト3社の収益合計(1ドル=109円で計算)をベースにしています。