ストックフォト

【ストックフォト】PIXTA 28円

PIXTA

国内で撮影した風景(建築物含む)が1枚売れました。1クレジット=110円で計算しています。

比較的最近になって登録した画像ですが、実はShutterstockのほうでは「エディトリアル」のカテゴリーでしか(すなわち報道写真的な意味合いでしか)登録できなかった写真です。すなわち「ロイヤリティーフリー」としては認められなかった、ということですね。

PIXTAと海外ストックフォトの「微妙な」解釈の違い

建築物の「著作権」については、以前から話題にあがる機会も散見されているのでご存知の方も多いと思いますが、なかなか厳密な、明確な線引きがで未だできていないのが現状だと思います。無論投稿する側としても、権利を侵害するような写真をアップしようとは考えていませんが、同じ写真が、エージェントによって片や可、片や不可、という判定になることはしばしばあります。

たとえば著名な建築家が設計したビルディングを単体で「建造物写真」として撮った素材を、その建築家の許可なく版権フリー素材として販売したり広告などで商用利用するのが難しいのはなんとなく感覚として理解できるお話かと思います。

感覚に頼らず、厳密に法的にはどうなんだろう、と追求していくとこれまた少々面倒くさいことになります。上記で例に挙げた「著名な建築家が設計したビルディング」についての著作権については、著作権法に以下のような条文があります。

第46条(公開の美術の著作物等の利用)
美術の著作物でその原作品が前条第二項に規定する屋外の場所に恒常的に設置されているもの又は建築の著作物は、次に掲げる場合を除き、いずれの方法によるかを問わず、利用することができる。
一 彫刻を増製し、又はその増製物の譲渡により公衆に提供する場合
二 建築の著作物を建築により複製し、又はその複製物の譲渡により公衆に提供する場合
三 前条第二項に規定する屋外の場所に恒常的に設置するために複製する場合
四 専ら美術の著作物の複製物の販売を目的として複製し、又はその複製物を販売する場合

この「一〜四」は「それをやっちゃダメですよ」という条件です。なので、これを読む限り「あれ? じゃあ似せた建物作ったりレプリカ模型を作って置いたりしない限り、写真撮るぶんにはOKなんじゃないか? とも読めますよね。確かにおそらく写真を撮ること自体は問題ないでしょう。問題になるとしたらその「使われ方」であり、登録する側もストックフォト側も、そこに無責任であってはならんぞ、というのがわたしが昨今感じている風潮ですね。

例えばかの有名な「東○タワー」。デリケートな話かもしれないんでちょっとビビって一文字だけ○にしてみました。

東○タワーのWEBサイトを拝見すると、

東○タワーのプロパティ(名称・ロゴマーク・外観的特徴(写真・デザイン含む)・キャラクター)を用いた商品・サービスの企画・製造・販売に関する業務、広告宣伝及び各種媒体における東京タ○ーのプロパティの使用につきましては、株式会社T○KYO T○WERの承諾が必要となります

という記載があります。つまり東○タワー社の許諾なく、出版物に東○タワーの写真をつかうことは不可、という主張なのです(ちなみに「写真撮ること自体は問題ないでしょう、と上で述べましたが、東○タワーの場合「敷地内での撮影も許可を取るように買いています)。これはパッと見では上記の著作権法と食い違うようにも思います。が、よくよく見ると「四」のところですね。

四 専ら美術の著作物の複製物の販売を目的として複製し、又はその複製物を販売する場合

ここなんでしょうね、気をつけなければいけないのは。

1. 旅行会社が、わたしが撮った東京タワーの写真をガイドブックに使ったらどうなる?

2. 土産物業者さんが、わたしが撮った東京タワーの写真を使ったクリアファイルを作って外国人観光客に売ったらどうなる?

3. 食品メーカーが、わたしが撮った東京タワーの写真を焼印プリントした「東京タワーまんじゅう」を売り出したら?

100%の自信はありませんが、わたしの解釈ではガイドブックの例はOKだと思います。クリアファイルは、ダメ、なのかな?

まんじゅうは完全にダメでしょう。著作権の問題以前に「商標」に引っかかります。ちゃんと事前に申請して商品化しなくちゃいけない話。これはスカイツリーでも一緒だと思います。

ただ、その建物が「風景の一部」として映り込んでいる場合はどうなる、といった場合、解釈により実のところまだまだ色々なんですね。

基本的には著作権保有者が、撮るな、使うな、と訴え出ればその主張に従わなくてはならない、というのが筋合いなのですが、では実際問題、無数の建築物が写っている「東京の空撮画像」はどないなりますのんとかまで考えだすとキリがなくなるのもまた現実なわけです。

Shutterstockの「エディトリアル」って概念は何気にうまいこと考えよったな、という感じがしますが、訴訟社会であるアメリカでの、エージェントであるShutterstockのリスク回避戦略なのだろうなと解釈しています。

翻ってPIXTAでは、風景内において特定の建築物の「占める割合」が比較的高いような写真についても(Shutterstockと比べれば)ロイヤルティーフリーと認める傾向があるように思います。とくに公共度(広い意味で)の高いものについてその傾向があるのかなと感じています。もちろんこれは上記著作権を冒してもいいという意味ではもちろんなく、著作権・商標等に問題のない使われ方をする限り、写真素材の登録は可、ということだと思います。

建物の著作権については「プロパティーリリース」とか「パブリックドメイン」など、突きつめていくといろいろなワードが出てくる問題なので、改めて別途、記事にしてみようと思います。なんにしましても今回の素材はPIXTAでは可、Shutterstockでは著作権を理由に却下、というものでした。

今回の、ちゃりん

28円

今月のちゃりん合計

2,591円

スタートからのちゃりん累計

33,200円

※累計金額はブログ開始(2020年3月20日)時点のストックフォト3社の収益合計(1ドル=109円で計算)をベースにしています。

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