shutterstock
最近登録した東京某所の写真で、企業名の看板のほか人物も写り込んでいるためロイヤリティーフリーでなくエディトリアルカテゴリーで登録した写真が1枚売れました。
今回また、スペインのグラナダという遠い国からのお買い上げ。誰がなにに使うんだろう?笑
エディトリアルカテゴリーで写真素材買った人って、ちゃんと報道記事的な用途で使ってるんですかね?(じゃなきゃ困るんですが)
shutterstockの場合、わたしは(shutterstock側の判断以前に)「これロイヤリティーフリーにしたら問題あるかな」と少しでも迷った写真は比較的あきらめよく(?)申請をやめるか、エディトリアルカテゴリーでなら大丈夫と思うものはエディトリアルカテゴリーに回すようにしています。今回のはまさにそんな感じの素材でした。
ちなみに街並みの写真で看板(企業ロゴ)だけがロイヤリティーフリー登録のネックになりそうな場合、photoshop でロゴを消してやれば問題ない(shutterstock側的に、という意味ですよ)場合が多いのでわたしもそうしています。
例えば…ちょっとテキトーにハードディスクから一枚写真貼り付けます。

「神戸の夜景」で定番の、ハーバーランド側からメリケンパーク方面を写した写真ですが、もしこの写真をそのままshutterstockに申請してもおそらくリジェクト(却下)されると思います。理由:商標の侵害なんたらかんたら、的なやつですね。でも、中央左のホテルの名前を消し、ポートタワーの文字を(消すと造形的におかしくなるでしょうから)ボカして、あと念のために左側のお店の名前のネオンも消すかボカしてやれば、たぶん大丈夫ではないかな?

こんな感じ。(ってここで写真使ってないで登録にまわせよって話ですが)
中央の、神戸海洋博覧館やポートタワーも、フレーム構造やデザインが十分に特徴的は建造物ではあるのですが、この程度まで引いた絵面であれば、特定の建造物そのものの写真とはみなされにくい(すなわち景観の一部、という解釈になる)ので、通りやすくなると思います。
ちなみにPIXTAですと、ロゴを消す必要もなく通る可能性が高いと思います(もちろんクオリティそもそものに問題がなければ、の話ですし、それ以前に、プロパティーリリースについて責任を負うのはあくまで販売エージェント側ではなく投稿者である、というのがストックフォト各社の考え方であるという点を投稿者サイドは理解しておく必要があります)。
といった感じで各社の登録可否の傾向は大雑把にはつかめてきているのですが、まあそうは言っても「なんでアレがOKでコレはNGなん?」という、タイミングと「係の人」による気紛れさはどこもありますね。
なので自分なりに、モラルに基づいた判断基準をちゃんと設けた上で申請したら、ハネられるかどうかはあんまり深く気にしないで続けるほうがいいのかなと思っています。
一度、shutterstockで、アジア某国の都市の写真を(ロゴなどは丹念にケアした上で)ロイヤルティーフリーで申請したところ「理由:商標の侵害なんたらかんたら」で却下となり、あれ、ちゃんとロゴは消したけど? と思いチェックしてみたら等倍表示しないと見えないような企業ロゴがひとつ残っていて、それを消して再度申請したらまた却下され、もうこっちも意地っちゅうもんがありますので(笑)ここまできたらなんとしてもこの写真通してやると執念を燃やして再度チェック、そしたらなんとビルのガラスに小さく、向かいのビルの看板が映り込んでいて「…よく見てんなあ」と妙に感心しつつレタッチし、3度目の申請でようやく通った、なんてことがありましたが、はて、ひとつの素材(販売単価の高い動画ならともかく静止画)にそこまでこだわって手間ひまをかけるくらいならカメラ持ってさっさと新しい写真撮ってくるほうがいいのかもなという気もしてきます。その写真、現在のところ一度も売れてないですし笑
今回の、ちゃりん
27円
5月のちゃりん合計
27円
スタートからのちゃりん累計
33,402円
※累計金額はブログ開始(2020年3月20日)時点のストックフォト3社の収益合計(1ドル=109円で計算)をベースにしています。